ナーフとその後。

2018年2月2日ハースストーン

もう少し前の話だけど、重要な所だからしっかり追っておこうと思い書いとく。

先日ブリザードから4種のカードがナーフする事が発表された。

ナーフされるのは『回廊漁り蟲』・『ボーンメア』・『海賊パッチーズ』・『縛鎖のラザ』で中立3プリースト1との事。

回廊漁り蟲はパワーが3落ちる為ミニオン多く積んでいて打点を必要とするアグロデッキは大幅な能力低下を強いられる事となる。
まぁ、それでもヘルス自体はそのままなのでバフを乗っける事が可能なデッキ構成ならそれなりに心強いのかもしれない⁉︎

ボーンメアの変更は7コストから8コストの変更のみで8コストが混み合うのはパラディンくらいのものだからまだそれなりに出番はありそう。

海賊パッチーズは、突撃を失う為序盤の細かな打点追加が出来なくなる。今回のナーフで一番機会の多い部分のナーフとなる為一番割りを食ってるとも考えられる。
もうすぐスタンダード落ちというこのタイミングでのナーフは、ワイルド環境で変化が無くなる事の無いようにといった説明だったが、それを言うなら各種AOEも見飽きてるから新しいバリエーション出してもいいんじゃ無いかと思う。

最後に縛鎖のラザ、ヒーローパワーのコストが1に上昇。
ここまでお咎めなしだったのは今までプリーストが常に弱いヒーローとしてあったからその底上げの為の意味が強いと思う。
でなければ、蟲より不満を持っているプレイヤーが多い『影刈りアンドゥイン』との2枚コンボが蟲より長く息してた事に説明がつかない。

で、これからの環境ブリザードの要求としては、アグロから主要3枚をプリーストから1枚落とした事でコントロール以上にアグロに影響を与えている事からアグロを使うの控えてねというメッセージが読み取れる。

ナーフ後の環境はデッキパワーが高くナーフによる影響を受けてない『キューブロック』『コントロールウォーロック』が台頭すると言われている。
誰もがそこに目を向け、メタるのかメタされる側に回るのかという話になってくるが、個人的には上手く扱えるのであれば『クエストメイジ』『クエストローグ』が良さそうに思う。

前者の方が受けは広く取れるが、環境にウォーロックの『ノームフェラトゥ』、中立の『ドブネズミ』が多い様ならクエストローグにすれば良いかと思う。

アグロが減り、コントロールが増えるならしばらくクエストにとっては願ったり叶ったりの環境になりそう。