前回(と、言っても昨日だけど)も書いたけど、大阪1次予選の結果で『赤』の入ったデッキばかりが入賞するって、珍しい事だと思うんだよね。

最近はトロンだけではなく、ビートダウンでも見かける様になった幅広いX火力『悪魔火』。

1、『暴勇』すると打ち消されなくなる。コレは、ディセンションで一番優遇された色が『青』である為、対抗手段として有効な手段の1つになりつつある。

2、『暴勇』すると軽減出来なくなる。最近は見かけないが、《赤の防御円/Circle of Protection: Red(8ED)》あたりが貼ってあっても関係無し。やはり赤を使う人にとっては貴重な能力。

3、リムーブ能力が付いている。現在のスタンダード環境で、フィニッシャーとしてよく見かける神河のドラゴンレジェンドは、墓地に落ちると誘発する能力を持っているので、ゲームから取り除く事が出来るのは地味に嬉しい。


ただ、ビートダウンでも使われるようになったのはいいけど、そんなにマナの出ないデッキでは効率の良いカードではないと思うんだよね。

ソレは、他の火力と比べてみると一目瞭然。

《ショック/Shock(9ED)》・《炎の印章/Seal of Fire(NE)》・《火山の鎚/Volcanic Hammer(8ED)》・《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》・《黒焦げ/Char(RAV)》・《血の手の炎/Flames of the Blood Hand(BOK)》


上に挙げたのは、スタンダードでよー見かける火力達。


この構築環境で強いとされる火力達はみんな必要とするマナコスト+1のダメージを与える事が出来るんだぁね。

逆に、《氷河の光線/Glacial Ray(CHK)》や、《山伏の炎/Yamabushi’s Flame(CHK)》のようなマナコストとダメージが同じ火力は、あまり構築環境で見かける事って少ないよね。

オイラの中で強い火力というのは、必要とするマナコストよりもダメージを取れる火力が基準になると思うんだよ。

だから、『稲妻』や、ちょっと前にスタンダードを退場した《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》なんかは、オイラの中で奇跡的なスペルなんだよね。

それに比べて『悪魔火』というのは、2マナで1点・4マナで3点と、いくらマナを支払っても、ダメージがマナコストを超える事はないんだよね。(当たり前だけどw)

4マナ払って3点とか、スタンダードで見かける事の無い《山伏の炎/Yamabushi’s Flame(CHK)》性能以下って事だかんね。

前環境のビートダウンで、《猛火/Blaze(9ED)》が使用されなかった事を考えると、やはりこの付加能力が貴重なんだろーね。


初めてスポイラーを眺めた時点で、『ハンドが0になる機会の少ないウルザトロンと相性の良いX火力なのに、暴勇なんてどっちつかずな能力が付いてんなぁー。』なんて思ってたんだけど、ビートダウンでも投入されるとは、環境も遅くなったもんだなぁー。

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